ホープみやぎよりご挨拶申し上げます。
皆様のこれまでのご支援とご協力に心より感謝申し上げます。
あの震災から1年以上が経ちますが、被害に遭われた方々の多くは、
未だ見えぬ先行きに不安やいらだちを覚えておられます。
私自身も被災して家を亡くした祖母と一緒に暮らしはじめましたが、
「この生活がいつまで続くのだろう」と、ふと考えるときがあります。
私たちホープみやぎが出来る支援は限られています。
しかし、出来る事があります。それは支援を続ける事です。
それが被災地の中にある支援団体の強みだと考えています。
被災された皆様と復興のための課題を共有していく事。
そしてその課題のために、祈り求めること。
一発の重たいパンチは持っていませんが、
ジャブを打ち続け、状況を打破していく事。
そのような形で支援を続けていきたいと願っています。
今後も世界中の支援者の皆様と手を取り合いながら、
ネットワークの中で、この支援を続けていきたいと望んでおります。
どうぞ引き続きよろしくお願いします。
最後に、聖書の中の最も有名な祈りの中に、この地上に「御国が来ます様に」と祈りなさいとあります。
それはつまり、暗闇の中に光が、不安の中に平安が、痛みのある所に癒しが来る様にと言う意味です。
この傷ついた東北にも「御国が来ます様に」と心から祈りつつ・・・・
ホープみやぎ代表
大友幸証